第9章 ※秘匿死刑②
「こら、……脚閉じるなよ」
閉じかけた脚を、五条先生がこじ開けるように手に力をかけた。
暴かれて、五条先生が私のことを見上げながらその蜜を舐める。
恥ずかしくて、顔を隠したら五条先生がまた笑った。
「んんっ」
「感じる? 顔見てせよ、皆実」
だから、そんなとこで喋らないでってば。
ビクビク震える身体をどうすることもできなくて。
そんな私を知ってか、知らずか。
五条先生が私のナカに舌を挿しこんだ。
「や、ぁっ。も、むり……っ」
「イきそう?」
もう頭が回らないから、コクコクと頷いた。
そしたら五条先生が舌をナカで器用に動かして。
私の身体の痙攣に合わせてナカから抜くと淫らな粒を舐めた。
幾度となく、繰り返された快楽の嵐に感情ごと呑まれて。
「あ、んっ、ごめ、なさ……っ、あぁっ、イッちゃ……っ」
「うん、どうぞ」
五条先生が優しく言って。
私の溢れた呪いを全部舐めとった。