第43章 3度目のバレンタインデーは…前編 お相手:煉獄杏寿郎現パロ
その先の行動が分かっているから
ゾクゾクと背筋が震えるのを感じて
スッとみくりが手を放すと
「いい子だ。みくり
身体の力を抜いて、楽にしてるといい」
そう促されるままに
身体の力を抜くと
ズズズッ…と彼のペニスが
自分の中を押し入って来るのを感じる
凄い…熱くて ヌルヌルする…
自分と彼との境界線を見失いそうになる
「ぁ、ん…、ふぁ、はぁ…ん」
「もう少し…、奥まで入っても
大丈夫そうか?…それとも
自分で調整する方が良さそうか?」
半分よりも浅い位置で杏寿郎が
そうみくりに問いかけて来て
浅い場所で少しゆったりと
律動をするとゾクゾクと
身体の芯から快感が湧いてるのを感じる
「…んっ、…はぁ、…あ」
ゆったりとしたその律動に合わせる様に
みくりの口から小さな喘ぎが漏れる
「浅すぎて物足りない声だな…、
少しばかり、遊ぶか?」
抱えていた足の膝の掴まれて
ぐいっと内側に倒されると
下半身だけ腰の辺りを
捻った格好になって
自分の中で彼のペニスがうねって
「はぁああんっ、はぁ、あっ、…っん」
自分の中の壁の違う場所に
与えられる快感に戸惑いながらも
歓喜の声を上げるしか出来ずにいて
崩れそうになって腰が引けるのを
彼が腕を回して来て逃げられない様に
がっちりとホールドされてしまう
「腰が逃げてるぞ?みくり」
ズンっとそこから深く中に
ペニスを沈められて行くと
更に刺激される部分が変わって来て
「ふぁ、あぁ、ふぁ、あ、
んんぅ、ンあぁ、ぅん…ぁあああん」
「大分…、馴染んで来た頃か?」
彼がそう耳元で囁いて来て
律動の深さと速度を増して来て
先程までとは比べ物にならない
快感がみくりを支配して来ると
「んんっ、やぁ、熱い…のッ、
中…、繋がってる所ッ…、溶けちゃう…」
「ダメなのか?…溶けて、ハァ…
しまえばいいだろう?何もかも…全て」
ズッ ズズッ グチュニチュ…
こうして混じり合う粘液も
私のなのか 杏寿郎のなのか分からないし
「あぁ、あんっ、あぁ、は、んッ」
吐いた 吐息の熱も…?
重なり合った体温も
どっちがどっちのかも分からない
ただ 熱くて火傷しそうで
トロトロに ドロドロに溶けて
混ざって行くのを感じる…ッ
「ぁああぁんっ」