第32章 地味な俺の地味じゃない彼女　村田さん

「むっ、…むらたさ…んんッ、
もっと、もっと……ぁあん、はぁ
んん、して？もっと……」

自分の中と同じように
自分の口でも彼を
強請ってしまっていて

「ハァ、……ッ、みくり…ッ」

腰を打ち付けられながら
村田さんに名前を呼ばれて

キュっと自分の中が
彼のモノを締め上げるのを感じた

「名前……、ハァ、
呼ばれて、……嬉しかった？
もっと、呼ぶ？
…みくりって、呼ばれたい？」


そう気を遣いながら
私の意思を村田さんが確認して来て

もっと　名前呼んで欲しいって

彼に　呼ばれたいってそんな

そんな気持ちで　
胸の中が一杯になってしまって

「んんっ、呼ばれたいっ…、
みくりって、もっと、ぁあああんっ
呼んで欲しい……のッ…ぁ、あぁん」

ズンッと腰を奥まで打ち付けながら

ギュウウっと背中に腕を回されて
抱きしめられる

村田さんの気持ちが伝わって来るみたい

嬉しい…ッ

「みくりっ、…みくり…ッ…、
俺……、みくりが好きだから、
今までもッ、これからも…ずっと……」

グリグリと彼のモノの先端が
奥の子宮の口の所に押し上げる様に
刺激を与えられてしまって

他の部分とは比べ物にならない様な
鋭い快感に目の前が
真っ白になりそうになりつつも

頭が何も考えられなくなって来て

快感に支配されて行く

ズンッズンッ……グチュ…

「あっ、あ、あぁん、
んはぁああああぁんっ」

その快感に絶頂を迎えてしまって
自分の中が搾り取る様にして
彼のモノを締め上げて行く

はぁっと熱い吐息を彼が漏らして

ぶるっと身震いすると

「そんなに、締められちゃったら
一緒に出しちゃう所だった……わ。
もっと……、一緒に気持ち良く…
なっちゃおう…か？」

よしよしと彼の手が
みくりの頭を撫でて来て

一緒に良くなると言う言葉に

彼もそろそろそうなりたいと
言っているのが分かって

村田の方へみくりが手を伸ばして


その顔を引き寄せて

自分の唇を彼に重ねる