第6章 そん時はその時 お相手:不死川実弥
「バカっ!お前っ…、知らねぇかんな!
後悔すんなよ?」
彼の言葉の意図している所は分かってる
私がこうしてたら 彼が達しそうになっても
彼が私の中からソレを抜くことができないから
だから 必然的に…
でも そうだって 分かってても
今どうしようもなく 離れたくなくて
「あんっ、好きっ、さねみっ、好き、
さねみぃ、あぁん」
「ああ、俺も、…好きだっ、みくり…」
ズンッ ズズッ グチュ
パンッ パンッ パンッ ズパンッ
押し寄せる激しい快感の波に
絶頂を迎えて
自分の中に彼の熱い絶頂がドクドクと
流れ込んでくるのを感じながら
真っ白な世界に意識が包まれて行って
しばらく 呆然としていると
「おい。大丈夫か?みくり。生きてっか?」
と上から不死川に覗き込まれていて
その声の感じからも 元気そうな
いつも通りに不死川がそこにいて
「生きてるよ!そっちは…体、大丈夫なの?」
「もう、なんともねぇよ。
それよか、良かったのか?」
流れであったとは言えども
こっちから彼に中に欲しいと
要求したしまった訳で
「そ、それは…その」
とみくりが言葉を濁していると
「そん時は、もらってやんねぇとな、だろ?」
そう言って不死川がフッと笑った
じゃあ その時は
貰われて やっても いいか
そう思った みくりであった
そん時はその時
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自分の中の不死川さん熱が
どうにも治まらず、またしても不死川さん。
今回は深山本手と揚羽本手、実用的な感じ
なんじゃないかな、と。
そして不死川さんは、優しいと。