第126章 ついに来た8月…~産褥期・入院中編~お相手:煉獄杏寿郎現パロ
別のメーカーの紙オムツとか
引き締めクリームとか
授乳の時に不足しやすい
栄養素を補えるサプリとかの試供品とかと
大きな箱が入って居て
その中には水色の
ベビーベッドのサイズの
ガーゼケットが入って居て
産後1ヶ月の記念に
この近くにあるスタジオで
プロに写真を撮って貰えるチケット付きで
お土産もかなり豪華な感じだったのだけど
「産婦人科は…、凄いサービスなんだな。
それだけ…、少子化の世の中だし。
自分の病院で産んで貰わないと
商売として、成り立たないんだろうが」
「でも、あの病院の改装費用とか
最新の設備とかには成瀬さんが
結構投資…してるって聞いたよ?
ファミリー世帯の移住も課題だし、
安心して赤ちゃん産める場所は
絶対に必要だからって言ってたし…。
詩織さんも…改装前のだけど
あそこで2人共、産んだみたい」
そんな話をしてる間に
杏寿郎が着いたぞと言って来て
西松屋の駐車場に着いたけど
杏寿郎に奏寿郎をお願いして
買い足して置きたい物を買って戻って来て
片山の家に着いたのは14時ぐらいの事
まずは…まだ奏寿郎と出会てない
おじいちゃんに奏寿郎に出会って貰って
仏壇に無事に生まれましたと報告する
おじいちゃんに奏寿郎を抱っこして貰って
おじいちゃんも
奏寿郎が杏寿郎にそっくりだって
嬉しそうに笑ってくれていた
双子が私が帰って来たのに気が付いて
離れに行ってみて欲しいと言って来るので
離れに何があるんだろうと思いつつ
双子に背中を押されて戻ると
5日ぶりに…離れに戻って来たのだが
ガラッと離れの襖を開くと
センターラグの上に随分大きなプレゼントがあって
「何これ?大きなプレゼント…」
成瀬さんからはお祝いを貰ったので
これは成瀬さんからじゃない…のだろうが
「これ、俺達の父さんと母さんから…。
ここでも使えるし、あっちに
戻ってからも使えるからって母さんが」
そう辰巳がそう言って来てこれは
おじさん夫婦からのお祝いなのだそうだ
「奥さん、奏寿郎は俺が預かるから
それを折角だから開けてみたらどうだ?」
「うん、そうするね。
ありがとう。杏寿郎」
ラッピングを外すと
中から出て来たのは
折り畳みのクーファンで
赤ちゃんをベッド以外の場所で
お昼寝させたり出来るアイテムだ
「バッグになるタイプのクーファン~」