第27章 イレギュラールーティーン お相手:煉獄杏寿郎
やっぱりその 薄い壁…一枚の
隔たりがあるのと無いのでは…
全くもって 別の世界な訳で…
こんな風に…思って感じてるのに
そこにある隔たりがもどかしくもあるし
彼の指摘して来た通りに…
しないで…したかった…な とか
そんな事を思って居る
自分がいるのも確かで
私が そんな気持ちになって
しまっているなんて事は
彼には当然 分かり切っているので…
「みくり。やはり君は…、可愛らしいな…」
「また、可愛らしいで誤魔化す
…あっ、んっ、ちょ、っと…、今はっ」
私が話してる途中なのに
彼が自分のモノを私の中に
ズブズブ…と押し込んで来て…
いや 確かに
そうしてって言ったんだけど
杏寿郎の…が 入って来てる…っ
挿れられているだけなのに
さっきまでオモチャを挿れてたからか
中が受ける刺激は全て快感にしかならない
「んっ…っ、はぁ、…ぁ」
「随分と…蕩けた、顔をしているが。
俺は…、まだ…、何もしていないが?
そうなってしまってる、…君が見れて…
俺は満足だがな…。みくり」
挿れられている それだけなのに
気持ちい…いっ…
杏寿郎の…が 自分の中を
押し広げて来るこの圧迫感が…
さっきまで自分の中にあった
あのオモチャとは各段に違っていて
それに… いつもよりも
彼のモノの存在感を感じるのは確かで
「はぁ、んっ、杏寿郎の…、
いつもより、おっき…い、様な
…あんっ、気が…するっ…」
「そうか?思い過ごし…じゃないか?」
そうとぼけたようにして返して来て
「やっ、嘘、…あぁんっ、
大きいっ…もん。いつもより、
あぁ、ん、はぁん…、おっきい…」
「大きい…のは、
分かったが…それだけか?」
ズチュ…グチュ…
ゆったりとしたリズムで律動する度に
私の口から彼のリズムに
合わせて喘ぎ声が漏れる
「んんっ、は、あん、ふ、、ぁあ、ん」
感じている事は
大きいと言う事だけかと
他に感じている事はないのかと
彼がそう問いかけて来て