• テキストサイズ

ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第119章 夫婦でおもてなしをしよう!前編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ



丁度 現在進行形で
鰯の大水槽の前で
炭治郎と栗花落君が
模擬挙式をしてる真っ最中で

その…参列者の席に座って
それを見学している
月城と錆兎の姿を見つける事が出来た

模擬挙式の後はこの辺りは
新作のドレスの発表会の為に
ちょっとした会場設営をするらしいが

その間に違う場所を…回る事になって
2人とも無事に合流出来たのだが

「良かったのか?錆兎。
君は炭治郎と知った仲だったんだろう?」

「いや、今更…俺が、アイツと
会って話す事なんて…俺には。
今のアイツが、元気にしてて
幸せそうだったから、それでいいしな」

あの模擬挙式を見ていて
あの2人がモデルではなく
実際に付き合っているのだと
錆兎には分かった様で

みくりがちらっと
鰯が泳いでいる大水槽の方へ
視線を向けていたと思うと

「杏寿郎は…憶えてるか知らないけど、
今年の半夏生は7月の2日だよ。
もう…中条に帰らないとだから、
夜にタコ…用意してるからね…?」

そう言えば…去年…ここで
あの大水槽を眺めながら
奥さんと半夏生の話をしたか

「タコも…この辺りは有名ですね。
マダコの漁獲量も日本一ですし、
速い潮の流れと、豊富なエサのお陰で
足の太い、歯ごたえが良く
身の甘いタコが育つらしいですね」

そう…この辺りの
ブランドタコについても
月城は調べて居た様で
そのタコの事を話をひとしきりして

顔を赤くして萎縮してしまったのだが

大水槽の前を後にして
小さなギャラリーの様に
白い壁の廊下を
小さな四角い窓の様に切り取って
水槽が額縁の様に配置されているエリアに
4人でそのまま順路に従って移動する

ライトがキラキラと鏡の壁に反射して
狭い空間なのに無限に続く様な
そんな錯覚を起こすエリアに到着して

小さな球体水槽が並んでいて

「あの…ドローンを追いかける
シーンは…最初から…の予定だったのですか?」

そうだ…あの鰯の水槽から
ここを通ってドローンを追いかけたんだったな

「いや、あれは…俺も
奥さんも全く知らなかった
完全なサプライズ演出だったからな。
あの部分は、俺も奥さんも
演技をしてない自然な姿だったぞ?」

ミノカサゴやヨウジウオや
タツノオトシゴやハリセンボンが

この辺りの水槽には展示されていて

お馴染みのミズクラゲの姿もある

/ 4730ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp