第26章 口付けからやり直し お相手:不死川実弥
昼間なのに
完全に締め切った室内は
薄暗い
そこは外から一切遮断された
空間で
その締め切った室内を
支配するのは
混じり合う水音と女の喘ぎ声
後ろから覆いかぶさる様に
繋がる男女の影が
うっすらと障子には映っていた
後ろから中を突き立てられれば
お互いの身体がぶつかり合う度に
パチュン パチュンと
厭らしい音がする
「はぁ、、はぁ、、あっ、ん゛
…っ、んくっ、ふぁ、あぁん」
喘いでばかりで自分の口の中に
溜まって居る唾液が
上手く喉を越さないでいて
喉から溢れる声も
くぐもった声と擦れが混じる
「ぅ、はぁ、ひゃああんぅ、も…っ、
許してっ、…お願…っ、いっ、
あぁ、ひいっんっ、許してっ…お願、い」
そう後ろから激しく何度も
腰を打ち付けて来る不死川に対して
みくりがそう懇願するも
彼からの言葉での
返事の代わりに
ズンッ奥の奥まで突き上げられて
泣き声にも似た嬌声が漏れる
「もう、降参かァ?…みくり。
話が違うじゃねェかよ…。俺に、
気の済むまでそうしろって言ったの、
誰だったか、忘れちまったのかァ?」
「やあぁんっ、ひっ、それはっ…
私っ…、私が、言いました…んくっ、んっ」
「だったら、まだ、付き合えんだろ?
それともアレかァ、降参か?
…だが、まだ解放してやんねぇよ
俺の気ィ、済んでねェかんなァ…」
そう言いながら…
グイっと大きな手が私の腰を掴んで
引き気味になっていた腰を持ち上げて
ズチュンッ…と奥深い所まで
不死川の大きなモノを押し込まれる
腰を持ち上げられてしまって
奥の更に奥まで 捻じ込まれて行く
「っ、やぁ、ん゛ぅんっ、はぁああんっ」