• テキストサイズ

ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第117章 2回目のハネムーンは… 後編 お相手:煉獄杏寿郎現パロ



「ああ、ちょっとだけ…な…」

ちょっとだけなら…とキスを…
この旦那さんに許可した時点で
自分はこの旦那さんの奥さんをしてるんだから

この後の…オチ…はもう…見えていて

スルッ…と杏寿郎がみくりの頬を撫でて来て

お互いの鼻と鼻が掠めそうな距離で
杏寿郎の その目が伏し目がちになる

伏し目がち…になる…

キス…をする…この直前の…

杏寿郎のこの顔…色気…あって

好きだな…とかって…

そんな事を…思いながら…

スッと…唇と重ねられるその気配に瞼を閉じる

ちゅ…っ…と 触れるだけ…のキスを

ほんの 僅かな時間されて

触れてすぐに離れた 良く知った唇の感触

「もう…ちょっと、いいか?」

「もう…ちょっと…なら…、いいよ…」

もう少しだけ…なら…と 

キスをする事に同意してしまって居て

ちゅ…ッ ちゅ…っと
触れるだけのキスを…数回…繰り返す

「もうちょっと…、ちゃんと…しても良いか?」

僅かに…一瞬だけ触れるキスじゃなくて
普通のキスがしたいと 杏寿郎が言って

「舌…入れたり…、しない…やつ…なら」

「舌、入れなかったら…良いんだな?」

そう…杏寿郎が…こっちの耳元に
囁き掛けながら…問いかけて来て
杏寿郎のその問に こくんと
みくりが 首を縦に振った

少し…離れた…場所を…

他の客が…歩いてる…気配を…僅かに感じる

ちぅ… 触れるだけのキスから
重ねた唇をみくりの唇に押し付けて
角度を変えながら 僅かに食む

ぴくっと…ほんの僅かに
その身体が跳ねる感覚を…
お互いの身体と身体が触れている部分から感じて

「大丈夫だ…、ここは…
正規ルートからは外れてるしな…。
それに…、ライトアップしか
誰も、見てないだろうからな」

ほんの僅かに感じた 他の人の気配に
こっちが…キスを…切り上げさせようと
そう…言い出そうとした前に
杏寿郎から…ここなら大丈夫だと言われてしまって

こんな… 中国風の庭園の…片隅で
庭木と建物の影に隠れて
キス…してる…夫婦が居るとか…
多分…その…ちょっと離れた
順路…である ルートを歩いてる人は

ライトアップが綺麗だねって
話を自分の連れとしてるから

ほんの僅か…数メートルの距離なのに

同じ…場所に居るのに…

なのに… ここだけは…

私と杏寿郎だけの世界で
/ 4730ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp