第108章 やっぱり花より団子ですか?後編 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ
そのまま杏寿郎にクリトリスで
2度…3度とイカされてしまって
今は…と言うと
ベッドの上でゴムの片付けもしないで
ゴロゴロしてる
杏寿郎の隣に収まってる訳なのだが…
「お片付け…する?ゴムの…」
「ん?してくれるなら…
奥さんのご好意に甘えても良いが…。
それは…お掃除のサービス付きか?
なぁ、奥さん…。
まだ…夫婦のお花見…するだろう?」
ピンク色の桜の花びらのような
ひらひらのベビードールを着た
奥さんをじっくりと
ベッドの上で愛でるのは…
お花見になるのかと
奥さんは不満そうな顔をしているが
「杏寿郎はさ、
お花見って言うけど…さ」
「桜の花の様に愛らしい、
奥さんをじっくりと、愛でてるだろう?
だったら、これもお花見じゃないのか?」
どうにも…この旦那さんは
お花見をしてるんだと
言い張っておられるが…
どうにも…お団子な気がするんだよなぁ…
「それに、桜は愛でるだけだし。
団子は食べるだけだが。
奥さんは、愛でながら食べられるぞ?」
そう言ってニコニコと
あのいつもの笑顔で笑ってるから
この旦那さんには…
どうにも…敵わない気がするなって
やっぱり花より団子ですか?
何て 質問するのも…
この旦那さんには…無駄な感じするもんな
「ねぇ、それって褒めてるの?」
「何言ってるんだ?みくり。
全力で褒めてるだろ?
花よりも団子よりも、奥さんが一番だってな」
「まぁ…なら、許しても…いい…、かな?」
満開の桜の花よりも
美味しいお花見団子よりも
私がいいって言うんだったら…
まぁ いいか… なんて
そんな風に思ってしまって居るから
私はきっと
この旦那さんの奥さんなんだろうなって
そんな事をついつい考えてしまって居た
ある4月の出来事だった
やっぱり花より団子ですか?
いえいえ やっぱり
何より 君が良いいなんて
旦那さんが言うから
ベッドの上で咲く…
旦那さんだけの
満開の桜の花になっちゃうのも…
恥ずかしいけど…悪くないかなって
そんな風に思う様な…そんな
ある春の日…の夜のお話
やっぱり花より団子ですか?
ー 終 ー