第21章 惣菜屋さんと煉獄さん 後編 お相手:煉獄杏寿郎
何度も膝に口付けを落とされて
舌を這わされる
「そ、そんな所っ
…んっ、はぁ、…あっ」
「膝は……
お感じにはなられないのであれば、
止める所だが、みくりさん。
そうでもなさそうにあるが?」
膝の内側を更に口付けて行くと
そのまま太ももへと口付けをしながら
登って来られる
太ももに舌を這わされると
甘い快感が溢れて来る
「はぁ、んっ、
…ぅ、はぁ、ん、……ぁあっ」
みくりの足を開放すると
杏寿郎が自分の身体を起こして
自分の浴衣の帯を解き
そのまま バサッと着ていた浴衣を
脱いで畳の上に脱ぎ捨てる
しっかりとして 鍛え上げられた
筋肉質な杏寿郎の身体が
露わになって
その筋肉の付いた肢体に
所々に傷跡が残るのが見えて
彼が命を懸けた仕事を
していると言う事実を
理解してしまった
「みくりさん…」
頬を両手で包まれる
そのまま唇を重ねられて
舌を求められる様に
口の中を押し入って来て
その口付けに応えていると
彼の右手が胸を揉んで
腹部を滑り
下腹を掴むように揉むと
そのまま その下へと
降りて来て
思わず身体を強張らせてしまった
「お約束をして…頂きたいのだが…?」
「約束…ですか?」
そっとみくりのその部分を
手で覆う様にして宛がうと
親指以外の4本を2本ずつにして
圧を掛けて 大陰唇を押しながら
そのまま滑らせる
あくまで その部分である
蜜口には触れない様にして
そのまま開いて添えた指先で
蜜口のある辺りの隣の
大陰唇と大腿の際に圧を掛ける
圧を掛けながら軽く上下に揺すられて
「んんっ、、はぁ、あっ、ん、ぁあっ」
それまでの 抑えられた
ぎこちない喘ぎとは比べ物にならない
甘い声が漏れ出て来る
「痛みがあったら、教えて…頂いても?」
「ふっ、はぁ、…んんっ」
「俺が思うに…の話ではあるが。
貴方のご主人は
せっかちだった…だけだろうが。
じっくり時間を掛けて、貴方の身体を
解そうとしなかっただけだ…」