第90章 今年のクリスマスは… 後編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ
自分の中に彼があるのを感じる事は
素股で擦り合ってるだけなのだから
感じる事は出来ないが…
自分の中に近い場所には 彼をしっかりと
感じ取る事が出来ていて
耳に付く 水音と
ベッドが彼の動きで軋んで立てる音と
自分の喘ぎ声と彼の吐く息の音が混じる
疑似行為…でしかないのだが…
お互いの身体を…繋げてする行為以上に
お互いがお互いを求めてる様な
今までの彼との行為で感じた事の無い様な
そんな 物を確かめ合ってる様な気さえして来て
「んぅ…はぁ、杏寿郎…、好きッ…
も、イ…ッちゃい…そう…んあぁんっ」
「気持ちいい…か?みくり」
そう…感じて居る事を確かめる様にして
杏寿郎が問いかけて来て
彼にそれを尋ねられながら
身体を重ねた事は何度もあるけど…
こんな穏やかな口調で
それを問い掛けられたのは…初めてで
そっか…と 妙に納得してしまいつつ
良かったとも安心してしまっていて
それに何よりも 私が感じて居る事と
同じ事を杏寿郎が感じてくれてるのが
嬉しかったから ほっこりとした
穏やかな熱が自分の胸に灯るのを感じた
「ふ、はあぁんっ、うん、気持ちいい…よ?
杏寿郎…は、気持ち…いい?」
「ああ、俺も…気持ちがいい…ぞ。
手、繋いでしてもいいか?」
自分の胸の中が満たされて行く様な…
そんな感覚を感じながら
お互いの手の指を絡ませ合って
ぎゅっと両手を繋ぐと
ユサユサと彼の陰茎に自分のアソコを
擦り付けながら 腰を揺する
「あぁ、んっ、あぁあんっ、
杏寿郎…ぅ、あは、んぁ、はあぁあぁあぁんっ」
こっちがイってしまってぐったりと
動けなくなって項垂れていると
下から彼がペニスを擦り付けて来る様に
腰を動かして律動をして来るから
自分でそうするよりも
鮮明な快感がそこから起きて来て
「ひゃあぁあっ、んっ、あぁんっ
あぁ、んっ、またっ、来ちゃ…ぅ、あぁあん」
「みくり…じゃあ、一緒に…そうしよう。
俺も…、そろそろ…、出そう…だっ」
グイっと腰を掴まれて
腰と腕の力でアソコ同士を押し付け合いながら
自分のアソコの下で彼の尿道口から
精液が吐き出されてるのを感じて
「……っ、…みくりッ」
視界が反転したかと思うと
身体をベッドの上に倒されていて
視界には天井をバックにして
私を見下ろす杏寿郎が見えて