第74章 地味派手な彼女の秘密 お相手:宇髄天元 現代パロ
毎日毎日が同じ事の繰り返し
同じ毎日が永遠に続くだけ
その代り映えのしない日常に
私は飽き飽きしてたんだ
だから そんな
退屈で 代り映えのない 毎日を
ちょっとだけ 変える事で
刺激的な日常に変える方法を
思いついてしまったのだ 私は
「私」の名前は 小野寺 みくり
23歳で 仕事は診療所の医療事務をしている
大きな病院での仕事よりも
個人の診療所で
常連の患者さんのいつもの顔を見る様な
そんな仕事をしてる
診療所なんかで働いてるから
独身なんだったら孫の嫁にならない?なんて
そんなお声が掛かる事もあるけど
変にお付き合いをして
今後の仕事に関わるかも知れないので
そう言った類のお話は断らせて貰って居る
診療所の受付で
医療費の清算をしながら
「すいません、本日のお会計の方が
こちらの金額になります」
トレイの上に領収書を置いて
検査費用や会計金額について説明する
事務用の制服のスカートの中に
スースーと空気が通って
そのいつもよりも涼しい風通しに
ゾクゾクっと仕事中である事を忘れて
思わず みくりは身震いをしそうになる
今日の下着はTバックなのだから
風通しがいいのは当然だ
そう 私が制服に身を包んでいて
笑顔でいつも通り仕事をこなしている
その制服の下が Tバックだって事は
この待合室の中で 知っているのは
私だけなのだ
ジュン…と思わず
触れられている訳でもないのに
自分の中が潤う感覚を感じる
でも 一番最初に感じた
あの時のドキドキと胸が昂る
あの感覚には このドキドキでは物足りない
「私」がこんな際どい下着を
休みの日ではなくて仕事の日に
好き好んでつける様になったのは
とある事がきっかけだった
3か月前の誘われた合コンだ
平日の開催だったから
当然仕事帰りに直行なのだが
お持ち帰りされるかもだから
下着ぐらいは 可愛いのしてよね?と
小学生時代からの腐れ縁の友人である
真奈美に口を酸っぱくされて
合コンの心得の様にして言われたからだ
なぜそんな事を言われたかと言うと
前に 真奈美が主催する合コンに
参加した時に
突然言われた物だから 普段の
可愛げも何もない崩れた様な下着で
文字通り お持ち帰りされてしまい
相手の男性に大笑いされる始末で