第61章 呼びたい男と呼ばない女　お相手：宇髄天元　現パロ

宇髄のその言葉に
自分の背筋がゾクゾクと震える

今までの一方的な所有の証ではなく

今の　その言葉が意味する所は

その所有の　承認なのだから…

彼の長い指がおっぱいに食い込んで
その形を変えて行く

鎖骨にキスを落として
軽く　ほんの軽くに歯を立てられて

吸い付かれて　跡を残される

普通に残すよりも
歯を立てて残した跡は
より鮮やかな　赤い印になって

「いい色、じゃね？みくり。
もっと、俺のモンに…なってくんねぇ？」

指先がクリっと胸の先を弄って来て
そう囁く声が鼓膜を揺らすと共に
甘い声が脳の中に響いて
トロトロとその声に溶かされて行く

もう　何をこれ以上
彼の物になればいいのだろうか？

胸を揉んでいた手が
背中の下に差し込まれて
ベット上でうつ伏せに身体を返される

「天元…さんッ？」

昨日の俺が残した跡が
みくりの背中と腰に残って居て

宇髄がその自分の残した跡の
ひとつひとつにキスをして行く

背骨にそってツツ―っと
首から背筋を舐め降ろされて

「んぁあっ、ぁ、はぁ、天元っさんッ」

後ろから　彼に可愛がられていると
昨日の夜の記憶と重なる

「んんっ、
天元さん、もう…これ以上は…」

彼自身が欲しくて　そう乞うと

ズンッと後ろから宇髄が
体重を掛けて来て

「俺も、限界だわ。しちゃう？」

その問いかけに
みくりが首を縦に振る

蜜口に彼が亀頭を押し当てて来て
クチュクチュと擦りつける度に
水音が室内に響く


「ゴムする？」

「そのまま…来て？」

「ダメって言わねぇのね」

「言う訳…んんっ、無い…しッ。
あの、…後ろから？」

付けないでする方じゃなくて
後ろからする事に対して
みくりが確認を取って来て

「ちゃんと、途中で変えるから。
最初だけ…いい？」

そう言って　グッと
彼のモノが自分の中に
入って来るのを感じて

いつもなら感じる　ミシミシと
身体が軋むような　違和感の様な
身体の圧が溜まって　苦しい様な

そんな　感覚が…全く無くて

自分でも彼と何度もそうしてるのに

自分の中がまるで
彼のを受け入れる為に

中の形を彼のソレに
合わせてるんじゃないかって

そんな違和感を感じてしまう程に

ピッタリと吸い付いて
ズブズブ…と飲み込んで行く

「は…ッ、何…これ？」