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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第15章 年下の男の子  お相手:竈門炭治郎


もっと 私は…
炭治郎…君に…

「甘い…、ですね」

そう言って
じっと目を見つめられてしまって

しばし 見つめ合ったままで居ると

スルッと炭治郎が
みくりの頬に手を添えて来て
ドキッと胸が跳ねてしまった

いや 流石に
炭治郎君もこんな所で
口付けたりとか……したりは……

「みくりさん……」

いつもの声と違う声で名前を呼ばれて
彼がそうしたいって思ってるのを
感じ取ってしまったのはいいが

でも ここじゃ…そんな事を

「俺……、貴方に会いたかったです、ずっと」

そう言って はにかんだようにして
笑う炭治郎君は
やっぱりいつもの純朴そうな少年を
絵に描いた様なそんな笑顔で

「炭治郎君…うん、そうだね。私もだよ」

やっぱり私は
炭治郎君のこの笑顔が好きだなぁって
しんみりと感じてしまっていた


みくりさんは……いい匂いがする
ずっと いつまででも 嗅いでいられるような
心地のいい匂いなんだ

それに今は
俺に会えて嬉しいって匂いで
いっぱいになっていて

目の前に居るみくりさんを
今すぐにでも抱きしめたい気持ちになった

でも そんな
嬉しいって匂いの奥に感じる

みくりさんの女の匂いが……
俺の男としての部分を
刺激してしまうのも 

また事実だったりもするから

そばにいると安心もするんだけども
俺はどうにも……
みくりさんの 匂いを嗅ぐと……

みくりさんに触れたくて仕方なくなってしまう

それも 凄く いやらしい方の意味でだ!

みくりさんは俺に会えて嬉しいって
感じてくれてるのは匂いで分かってるのに!

俺はっ……
俺は なんて事を……
考えてしまっているんだぁあーーーっ!

今だって 久しぶりに出会えて嬉しいのは
確かなんだが

もっと 近くに
もっとそばで その匂いを感じたいと

思ってしまっていて

嗅ぎたいッ……

もっと

みくりさんの匂いを嗅ぎたい…


でも さっきから
みくりさんから 期待の匂いがする……

みくりさんも
俺に……触れられたいって

感じてるって事なのか?だとしたら……
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