第49章 ３度目のホワイトデーは　後編　お相手：煉獄杏寿郎　現代パロ

グッと下から持ち上げられて
寄せられては力を緩められて
そうやって揉んで来る手も
決して先の所には　触れて来なくて

そうしながら　おっぱいのあちこちに
落として来るキスも　その部分には無くて

ギュウギュウと焦らされてるのに
自分の中が締まって　
潤って　濡れて来てるのを感じる

「で。どっちがいい？みくり
上か？それとも…下か？」

浴衣の上から杏寿郎の手が
太ももを滑り降りて行って
乱れた裾からスルッと滑り込んで来て

３本の指の指先だけで　太ももを
スス――ッっと撫で下ろして行く
ゾワゾワと彼の手が太ももを
這う度に甘い痺れがそこから生まれる

「温泉の効果…か」

そう何かに納得した様に杏寿郎が
ぽつりと呟くと　今度は
グッと指先に力を入れて足を掴んで来て

「んぁ、ふあぁぁん、んッ、あぁ」

「君の肌はすべすべとしてるな、
いつもそうだが、今夜は一段と
そう感じるようにあるが？」

「も、…杏寿郎ぅ。
褒めるの…、もう、いいからぁ
褒められ過ぎて、恥ずかしい…し？」

スルスルとみくりの言葉に
杏寿郎がチュ…と触れるだけの
キスをして来て　そのまま
何度もちゅ…ちゅ…と触れるだけの
キスを繰り返される

「激しく…されるよりも、こんな風に
優しくされる方が…感じるだろう？」

そう言いながらも　ちゅと
優しい優しいキスをして来るから

ギュウウっと胸が締め付けられて
苦しくなって　じんわりとした熱い熱が
自分の胸から広がって
身体の熱からじゃなくて　心の熱から
トロトロに心が　蕩けさせられて行くのを

感じてしまって居て…

「んっ…でもっ、杏寿郎は…、
キス…激しい…いのが、
好きなんじゃ…、んッ」

「確かに俺は、そうするのが…
好きなのは好きだが、別に
こうするのが嫌いだとも言ってないぞ？
それに、こうすると…
嬉しそうな顔するだろう？」

「んっ、なんかこそばゆい…感じが
するんだよっ、そうされると…、
杏寿郎が好きだなって気持ちで、
ココがいっぱいになって来る…の」

ちゅ…と　また触れるだけの
キスをされたと思うと
今度は激しくキスをして来て
息が上手く出来ずに　クラクラと
その口付けに酔わされてしまって

ふにゃふにゃに脱力している
みくりを杏寿郎が見下ろして来て
ふっと笑みを浮かべる