第49章 3度目のホワイトデーは 後編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ
自分でも自分が…言ってる事と
やってる事の意味…位は
ちゃんと…分かってる
でも…でもね?
「はぁあぁん、アぁん、ぁん
うぅんぁ、ん、分かってるけどぉ…でも、
ダメなの…んんッ、ダメ…杏寿…郎ぉ」
「余り、悠長に…ハァ、こっちも
聞いてる余裕が…、なさそうだが…ッ?」
ちょっとでも ほんのちょっとでも
数センチだって 数ミリだって
少しだって… 離れたく…なくて
その 数センチだって 惜しいって感じてるから
変だよ…変ッ
「繋がってる…のに、もっと…ッ
繋がりたいってッ、ぁあんッ、
んはぁあぁんッ、ンんッ、なッちゃってる。
んッ、杏寿郎、もっと…、来て?
これ以上…、繋がれない所までっんッ、
ひとつに…なりたい…よッ…、好きなのッ」
それまでの律動をピタッと
杏寿郎が止めてしまって
「?…杏寿…郎…?」
「…―――ッ、ぁ、…っ、ハァ、
みくり、君は…とんでもない事を…
言ってくれるんだな?俺を…どうする
つもりか?…殺す気か?」
「んッ、やっ、死なれたら…困るッ」
「ハハハッ、冗談だ…。
君の口からここまで言わせて、
応えないのは男が廃ると言う物だからなッ!」
ズンッと最奥まで彼のモノに
貫かれてしまって
「ふぁ、あ、やぁあぁあぁんぅ゛ッ」
そのまま ズンズンと
激しい律動で奥を突かれ続ければ
頭の中が真っ白になってしまう
「あぁああんッ、はぁ、
ああぁ、ぁん、ンんッ、んッ、はぁん」
「みくり…、好きだ…、
言葉では、到底伝え切れない程…にな」
杏寿郎…何て 言ってるのかな?
言葉… 上手く…聞き取れないや
でも…何だろうな
凄く…胸の中がいっぱいで
幸せ…な 気分…だな
ズチュンッ ズパンッ…ズンッ
溶けていく 真っ白の
世界に 溶けて行くの
何もかも 無くなって行くのに
どうして…なのか 分からないけど
失いながら 満たされる
そんな 不思議な気分…
真っ白の世界の中で何度も
彼の名をうわ言の様に呼んで
夢なのか 現実なのかすらも分からない
白い世界で 息をするのも 忘れて
貴方と溶けて ひとつに…なるの…
自分の中で
彼の熱が吐き出されるのを感じて
「みくり…、好きだ…君が」
ずっしりと彼が体重を預けて来て
求められるままに口付けに応じる