第47章 ユガミノクニ お相手:煉獄杏寿郎+α
彼女が俺に求めてるのは
好きか嫌い かじゃない
いる か いらない かだ
必要なのか 不必要なのか…だ
「いる…に、決まってる…だろう?」
「居たいって、思ってもいいの?」
「こんな酷い男の所に居たがるのは、
君ぐらいだろうからな、居ればいい。
これからも、居てくれるか?ここに」
「うん、ありがとう。杏寿郎」
そう俺にお礼を言って 笑ったんだ
あの時と同じようにして笑った
俺は許可をしただけだ
彼女にここに居てもいいと
でも それが
彼女の中で意味がある事なのは
その笑顔を見れば分かる…事だが
そうで あるのなら
こう訊ねたのであれば…どうなのだろう?
「みくり。これからも…、
俺と、一緒に居てくれないか?」
「杏寿郎…それっ、意味が違うよ?
ここに居てもいいって言うのとも、
いるって言うのとも、意味が違うよ?」
「そんな事は俺も知ってる、
だから…手を、外してくれないか?」
みくりが小さく頷くと
杏寿郎の手を椅子と繋いで居た
拘束具を外して両手の自由が戻って来る
背中に腕を回されて ギュッと
その腕に抱きしめられてしまう
「みくり」
名前を呼ばれて その手が頬に触れる
後頭部に手を回されて
唇を唇で塞がれると杏寿郎の手が
みくりの中に挿ったままになっていた
遠隔操作が出来るバイブを引き抜いて来て
後ろの穴に入れていたローターも
引き抜かれてしまう
さっきまで バイブを受け入れていた
みくりの膣に指を捻じ込んで来て
グチュグチュと杏寿郎の指が
みくりの中を刺激して来て
的確に 感じる場所を刺激されてしまって
「んぁ、ああっ、はぁあぁんっ、んッ
あぁん、んぅ、ぁ゛んッ
ぁあ、あ、ぁあぁあああ゛ぁん」
ギュウギュウとみくりの中が
杏寿郎の指を締め付けて
達したのを確認すると指を中から抜くと
「他のも…、外してくれないか?
今すぐ…に、でも…、そうしたい…んだが?」
1分の時間すらも惜しいとでも
言いたげに杏寿郎が言って来て
みくりが残って居た
首と足首の拘束具を解くと
今すぐにそうしたい…の言葉通りに
床に身体を倒されると
ズブッっと杏寿郎のモノで
一気に奥まで貫かれて
みくりが大きく背中をしならせた