第45章 にゃんにゃんにゃんの日 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ
「んやぁ、そんな事しなくたって…、
私はぁ、あぁン、杏寿郎の…だよ?」
「それは、知っている…」
驚く程に冷静に杏寿郎がそう
言って来て 一瞬にて我に返る
ギュウウっと身体に回されていた
腕に力を込められてしまって
「知っている…んだ、…だが、
無性に…こうせずには居られない。
ハァ、…理由は俺にも…
分からないが…、只…、もう
君と…二度と離れ離れになるのは
俺は御免だ…」
身体に回していた腕が解けて
後ろから顔に手を回されて
頬を顎を支えて後ろを向かされると
そのまま貪る様に口付けられて
二度と離れたくない
もう 二度と…
離れたく…ない 彼と
チュ…クチュ…
グチュグチュと
上からも下からもお互いが
絡み合って水音が漏れて
みくりの目から
何故だかわからないのに
涙が零れて来る
「杏寿郎ぉ…、だったら、
離れないで…欲しいし、
もう、…離さないで…ッ…。
ずっと…、ここに居て…ッあぁんッ
ひゃあぁん、ん、居なくならない…で」
溶けて行くみたいな
そんな快感の熱を感じて居ながらに
胸が苦しくて息が詰まりそうになる
ズンズンと後ろから
激しく突かれて
目の前が真っ白になって行く
離れたくない
離したくない
行き場のない 不安感が
自分の胸の中を支配する感覚に
「一層の事、このまま
君と溶けて混じり合って、
ひとつになってしまいたいくらいだ…」
こうして 繋がるだけじゃもどかしいと
そう言いたげに彼がそう言って来て
腰を掴まれて ズンッと
奥を貫かれる様に突き上げられて
「あぁあんッ、きゃあぁあああ゛ん
あっ、あっ、ンぁ、はぁああぁ゛んん゛ッ」
大きく背中を仰け反らせて
みくりが絶頂を迎えると
そのままガックリと項垂れて
自分の身体を支えている事も
難しくなって へたっと
そのまま崩れてしまう
「随分と、激しくイッた様だが。
俺は…、まだそうなってないが?」
ズパァンッと緩めていた律動を
再び激しく再開されてしまって
「ぁあ゛ッ、あうぅっ、
んんっ、はぁ、ああぁあぁんッ」
ズチュンズチュン
ズパンッ パチュンッ
後ろから腕を掴まれて
後ろへ引っ張られながら
杏寿郎が激しく腰を打ち付けて来て
チカチカと目の前に星が散って
意識が遠退きそうになるのを感じる
「…みくり、好きだ」