第44章 3度目のバレンタインデーは…後編 お相手:煉獄杏寿郎現パロ
パチュンッ…パチュンと
腰の律動を緩める事なくふっと
杏寿郎が笑みを浮かべると
「はは…、今夜の君は
随分に、心憎い事を言ってくれるな。
俺でいっぱいになりたいなど…、
ここまでサービスして貰えるとはな。
みくり、俺も君を俺で満たしたいが?
それに、俺を…君でもっと満たしたくもある」
ぞわっとその言葉に寒気の様な物を感じた
杏寿郎のその言葉の通りなら
彼は ”まだまだ足りない” と
言っているのだから
「んぁ、んんんぅ、はぁあん、
杏寿郎ぅ、…足りない…の?
こうしてるっ…あぁん、だけじゃダメ?」
どうしたらいいのか
わからないと震えた声でそう
みくりが杏寿郎に対して尋ねて来て
「いいのか?俺にそんな事を聞いても?」
「だって、今夜は…
杏寿郎に…、満足して欲しいから…」
ちゅう…と杏寿郎が
みくりの耳元に口付けて来て
「君のその、下着姿を
もっと違う角度から堪能したいんだが…」
そう言いながら 何か思う事がある様で
みくりの両手を拘束していた
手錠を外した
違う角度から見たい…って事?
グイっと腰に手を回されて
身体を引き起こされて
向かい合って彼の太ももの上に
座る恰好になって
そのままお尻を鷲掴みにされて
もにゅもにゅと揉まれる
「んんっ、ぁあぁん、はぁあんんンぁん」
「もっと、俺でいっぱいに
なるのが望みだっただろう?奥の
深い場所まで、満たしたいだけだが?」
そのまま杏寿郎が
自分の身体を裏へ倒して
杏寿郎の上に跨る恰好になってしまって
ズンッっと自分の体重で
深い奥の奥の方にまで杏寿郎のが
沈み込んで来るのを感じると
思わず大きく背中を反らしてしまって
「あぁ、やぁ、
はぁ、ぁああぁんんん゛っ」
グンッと自分の背筋を反らせることで
内部の壁の刺激を受ける部分が変わって
突き抜けるような快感に
自分の顎を上げながら
握った手を口元に添えて
大きく身体を捩らせる
ズンズンと下から彼に
力強く突きあげられてしまって
大きく身体の中で子宮が押し上げられると
目の前が真っ白になってチカチカする
「こうして…、その恰好をしてる
君を見るのも、悪くないな…。
綺麗だ。みくり、良く似合っている。
綺麗だし、厭らしくもある」