第73章 洋館の夜　※R-18

包皮の下でぷっくりと膨れている
あげはの花芯にヌルヌルの蜜を
たっぷりとまんべんなく塗り付けられる

「ふあぁんっ、あぁ゛んっ、あぁ、ンんッ」

「あげは…、口付けていいか？」

「んんっ、今はッ、
あぁんっ、んんっ、ん―ンん゛ぅッ」

彼に唇を塞がれたままで
花芯をいじいじと弄られて
そのまま一気に快感が自分の中で迸る

声にならない絶頂の喘ぎをくぐもらせ
達してしまっても
まだその手を緩めて貰えずに居て

クイッと左右に添えた指で
花芯を覆っている包皮をずらして
花芯を剥き出しすると　

絶頂を迎えたばかりで敏感になって居る状態の
花芯を無防備にされてしまうと

ヌチュヌチュと…蜜を剥き出しの花芯に
彼の指で丁寧に塗り込まれて行ってしまう

「んふ…、んんぅ、ん゛んンん――んッ」

声にならない声をあげながら
またそのまま果ててしまって居て

くったりとその絶頂の余韻に脱力して
あげはが虚ろな目をしながら浸っていると

「そうなって居る所に、畳みかける様な真似をして
君には申し訳ないと…思うんだがな…」

ゾクッと杏寿郎の言葉に身体を震わせて
あげはが身構えた事の刹那に
つぷ…んっと中に指を杏寿郎が差しこんで来て

「んあぁあぁんっ、はぁ、やぁ、あぁんッ」

ギュウギュウと膣が収縮して
杏寿郎の指を締め上げてもっと指で
自分の中を引っ掻き回して欲しいとでも
訴えて居るかのようになる

もうここまで焦らされた身体は
どこがどうと言う事もなくそうされているだけで
どうしようもない程に快感を感じてしまっていて

指を抽送される度に音を卑猥に響かせながらも
甘い甘い声を上げて快感に酔いながら喘ぐ

「あぁ、んっ、あぁあ、
はぁんっ、あん、んぅ、あはぁん」

「気持ちいい…か？あげは…」

「はぁ、杏寿郎…、あぁんッ、
はい、気持ちいい…くありま…す…。
中も…頭の中も、溶けて、おかしくなって
んあぁあん、しまいそうな、程に…は、んぁあっ」