第66章 秘めないヒメゴト ※R-18
自分の中を埋め尽くすかの様に
彼のモノに隅々まで満たされて
熱いその熱と硬さを
自分の中の壁の全面で感じ取って居て
まだ 律動を開始されておらずにして
中にズブズブと沈められているだけなのに
自然と声が自分の口から漏れて来る
自分の中を満たされて行く
それだけで 既に快感を感じてしまっていて
「ふぁ、…ぁん、、んぅ…はぁ、あっ…」
「…ハァ、…もっと、あげは。
君の奥まで、入っても?そうしたいんだが?」
自分の中を満たす
彼のモノの先端は
奥にまでは まだ届いてない
奥がキュンと疼いて
そこにまで彼の熱で満たして欲しいと
無意識に自分の腰を彼の腰に寄せてしまって居て
「無自覚…かも知れないが、
そんなに、俺が欲しくて待ちきれないのか?
腰、振れている…ぞ、あげは。
そんなに、俺が欲しいのなら、
下の口からでなくて君のその
可愛らしい口から強請られたいがな。俺は」
無意識に自分が腰を動かしてしまって居て
自分から彼を自分の奥へと
導いてしまっていると指摘されて
さっきの馬車の中でも
そうされてしまいたい位だったのに
こっちだって 限界なんて
あの時から超えてしまっているのに…
こっちだって そうして欲しいのに
そうしたいと 口で 言葉で
強請りなさいと言われてしまって
「んぁあ、はぁ、欲しい…っ、
杏寿郎が…もっと、欲し…くありま、す…。
んはぁ、あぁっ、来て?もっと、奥まで
…んぅ、いらしてください…。杏寿郎。
もっと、私の中…の深い所まで、
杏寿郎、貴方で私を…んんっ、
満たして下さいっ、ンぁああぁんッ」
ズンッと奥まで届く場所まで
一気に沈め込んで来られて
大きく背を逸らせながら
大きな声を出してしまっていた
「大丈夫…、そう、か?あげは。
ハァ、…ハァ、まだ、入れ…そう…か?
もっと、奥まで…ッ、俺も、君を欲張りたい…」
もっと 奥… まで?
でも もう 私の一番奥の深い所に
杏寿郎の先が当たって…来てるのにッ