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その恋は琥珀糖のような【鬼滅の刃】【煉獄/救済】

第61章 蜂蜜と房中術  ※Rー18



ガシッと杏寿郎が自分のモノを扱く
あげはの手を掴んで止めた


「あげは、これ以上は…っ、ダメだ!」


「え?吉原の姐さんが、
一度この快感を知った殿方は、
普通のまぐわいでは満足する事が
できなくなる位の快感なのだと…
言っておられましたが」

「兎に角、そこから手を放してくれ」

「し、しかし杏寿郎。私は、
杏寿郎にも良くなって頂きたく…ッ」


ギリッと手を掴んでいる手に
力を込められてしまって


「ダメだ。あげは。
兎に角、…これ以上はダメだ。
俺は、君とそうしたいからな。
それで満足できない身体に
してもらっては困る」


まぐわいで得られる快感で
十分だと 杏寿郎が言って来て

掴んだままの手は解放しては貰えない様だ


「あげは。さっき、その…君が俺に
使ったあれは、まだ残ってるのか?」


そう杏寿郎があれと言っているのは
私がそうするのに使った

望月さんが用意してくれていた
いちぶのりの事で


「本来は男色家が、使う物だから
普通の男女のまぐわいには
これは、使わないのかと思って居たが…」


自分のあそこは
そんな物を使わなくても十分に濡れているのに

杏寿郎はそれに構う様子もなくて

枕元の漆塗りの箱から
いちぶのりを含ませてある和紙を取り出すと


「さっき、君がして居た様
にすればいいんだろう?」

「あ、しかし…杏寿郎、もう充分に…」

「何、濡れずに困る事はあっても、
濡れすぎて困る事はあるまい?
それに、望月の気遣いを無駄にするよりも
ちゃんと使った方がいいんじゃないのか?」


明日どんな顔をして
望月さんに会えばいいのかとか

そんな事を考えていたが

杏寿郎がその畳んだ小さな和紙を
口の中に放り込むのを渋る様にして

一度に口の中に入れてしまわずに
舌先でその和紙を舐めつけるのを

こちらに見せつけて来るから
ゾクゾクと背筋が震えるのを感じる


「むぅ、これは少し…妙な味がするな。
今度は、俺が君にそうする番だ。
前にも言ったが、俺はされるよりも
する方が好きだからな…。
それは、君も知っている事だろう?あげは」





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