第1章 家に帰ったら推しがいました
受験なんてやりたくない
親に嫌われ暴力暴言は日常茶飯事
何が「お前のため〜」だよ
糖分たりてねーんじゃねえの
親と会いたくないから、遅くまで自習や自主練をして家に帰る
だいたい0時になるけど(笑)
今日もいつもと変わらず0時、
音を立てないように家に帰り
散らかっている自分の部屋のドアを開け
電気をつけようとした、のだが
___おかしい。......誰か居る。
え、泥棒?
いやそんなわけない。だってここ20階だぞ。
え...じゃあ誰...??
しかし大きな声で叫ぼうにも、近所迷惑というやつだ
近づいては来ないみたいなので
とりあえず電気をつけてやる!!
ピッ
そこにいたのは
「あんたがここの部屋の主かィ?」
「どうした。金魚みてェに口開けて。」
「あ...ぁ...ぁ...た、た...かすぎ...」
「ししし、し、んす、...け...??!!」
家に帰ったら推しがいました___