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君に一輪の花を【ハイキュー】

第3章 変化




インハイ予選も残りわずかとなりメンバーたちは練習に気合が入っている。優勝を目指すために因縁の相手打倒白鳥沢を掲げて日々練習に打ち込んでいた。


練習に打ち込むと時間が過ぎるのも早く気づけばもうすぐ帰宅時間になるころだった。
いのりはもうすぐ試合が近いためユニフォームのサイズ確認をするために選手一人一人に声をかけていた。


(あとは…2年生方かな。)

花巻がちょうどたっていたのでサイズを確認しようと駆け寄っていた。


『花巻先輩!あのユニフォームのサイズの確認したいんですけど先輩はLで大丈夫ですか?』


「おう。Lで大丈夫だぞっ…とえっとさ… 水瀬シュークリーム好き?」


『えっシュークリームですか??好きですよ。私生地がザクザク系でカスタードたっぷり入ったのが好きです。そういえば花巻先輩シュークリーム好きでしたよね』


「う、うん!!そうそう。シュークリームめっちゃ好きで最近ここら辺にできたシュークリーム専門店があって…よかったら一緒に行かない??」


いのりからのナイス返しに花巻は本題へすんなり話を持っていきなんとか誘うことには成功する。


『あ、今人気ですよね。大丈夫ですよ。私も行きたいって思ってたので。』


「ま、まじ!あ、じゃあ詳しい連絡はまた後で連絡するから。わりぃな引き止めて」


いのりは『楽しみにしてます』とぺこっと頭を下げてほかのメンバーのところへ向かって行った。花巻は小さくガッツポーズをし「っしゃ!」と呟くのであった。


そしてその夜連絡アプリ[ラリン]にて


花[おつかれさま。シュークリームの件なんだけど今度の日曜とか大丈夫そう?]


いのり[お疲れ様です。すみません日曜日はちょっと用事があって…( ; ; )土曜日の部活後なら大丈夫なんですけど…]


花[うん、ならそれで大丈夫。お店水瀬の駅からちょっと歩いてのところだったよね。15時とかでいけそう?]


いのり[それで大丈夫です!^_^先輩こそ部活後で疲れてるのに大丈夫ですか?]


花[シュークリームのためだから余裕。だから気にしないで。あと及川たちに知られたら恥ずかしいから内緒でお願いします!]


いのり[了解です(*^^*)楽しみにしてます]



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