第5章 網にかかった蝶②【煉獄杏寿郎】
奥をゴリッと擦られて達する。
煉獄は締め付けに耐えながらもピストンを繰り返した。
「まだだ…付き合ってもらうぞ…」
「ひぁっ!ぁぁぁっ……」
それから何度達しただろうか。
煉獄が最後に熱い液体を吐き出し、自身を抜いた時にはばぐったりと力なく布団に横たわっていた。
「はぁっ…しっかりしろ、」
「ん……」
朦朧としているを抱えて風呂に向かう煉獄。
の意識はその辺りで途切れた。
翌朝。
同じ布団で起きた二人は朝餉を食べて身支度を整える。
「、俺たちはもう恋仲だ。…わかっているな?」
「はい、杏寿郎さん」
その姿は本物の恋人で。
微笑むに煉獄は満足そうに口付けた。
「いつでも会える。俺が水柱邸に赴いてもいいし、君が来てくれても構わない。非番の日は一緒に町へ出掛けよう。すぐに鴉を飛ばすからな」
「はい、楽しみにしています」
水柱邸の近くまで来ると二人はまた口付けを交わし別れた。
それから炎柱邸ではたまにまぐわいの声が聞こえるようになった。
「ぁっ、あんっ!杏寿郎、もっと、おまんこ良くしてぇっ…」
「ふっ、淫乱になったなっ…」
「ぁぁぁっ!イく、ぅ…!」
「イけっ……いくらでも気持ち良くさせてやるっ…」
は今まで通り鍛練をこなし、師範である冨岡の身の回りの世話をしながら任務に励む。
たまに、冨岡が何か言いたそうにを見るが結局何も言わずに終わってしまう。
そんな冨岡に気づいているのかいないのか。
今日も、は煉獄の腕の中に誘われるように入っていく。
「愛している、…」
「私もです、杏寿郎…」
終