第10章 Night 10
怪「あんた様とこんな殺し合いしてるのがバレたら俺の首が吹っ飛ぶぜ」
怪物は起き上がると柱に刺さった刀を抜いた。
私の攻撃なんてまるで効いてないように。
『それ、どういうこと』
私はそのまま怪物に向かって斬りかかった。
キィイン キィイン キィイン
お互い攻撃を防いでばかりだった。
怪「だから、宇宙海賊春雨の唯一の光に弱くない夜兎様がこんなところで何をしているのかと聞いてるんだ」
『…‼︎』
ドゴォォオ
私が動揺したのを怪物は見逃さなかった。
そのまま吹き飛ばされた。