第8章 Night 8
あんまり話し聞いてなかったけど
返事をして部屋を出ようとして…
ドアにもたれている土方さんと
目が合っーーーーーー…
『…けほ、けほっ』
目が合うか合わないかくらいで
またむせ返るような咳が襲ってきた。
『けほけほ、けほっ』
土「お、おい⁉︎」
土方さんが近くに寄ってきたのがわかった。
なんだろう…
最近この咳本当多いな…
沖「まな?」
近「まなちゃん⁉︎」
『けほ…けほっ』
咳は治まる所か止められなくて…
息がうまく出来なくて…
ばたっ
みんなが私を呼ぶ声の中
私はそこで意識を失った。