• テキストサイズ

真選組にて。

第7章 Night 7










「真選組だぁーーーーー‼︎」



はっ、と気がつくとガラの悪い
男たちが私たちに向かって武器を向けていた。






『お、沖田さん…これは…』





いきなりのことに気が動転して
私は沖田さんの腕を掴んでいた。






沖「…攘夷浪士か…」


『…じ、攘夷…?』


沖「俺一人で大丈夫でさァ。まなはどこかに隠れててくだせェ」


『そ、そんな…』




沖田さんは私を置いて男たちの方へ
走って行った。




た、確かに近藤さんには危ないことは
するなみたいなこと言われたけど、
仲間が戦っているのに…




それに、20〜30人くらいはいるよ?




さすがに沖田さん一人じゃ辛いよね…




いざという時の為に近藤さんから
私にも刀をくれた。



だから…私は仲間の為に戦う。




『…よし‼︎』




気合を入れて刀に手をかけた時。




かちゃ…




耳元で嫌な音がした。



/ 195ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp