第15章 Night 15
とりあえず目を閉じると
私の口に沖田さんの柔らかい唇が…
『……んぅっ』
そしてそのまま沖田さんの舌が私の
口の中に侵入してきた。
いきなりディープキス⁉︎
沖田さんとキスしたことないのに‼︎
いきなりディープ⁉︎
驚いてる私とは対照的に沖田さんは
慣れたように何度もキスをしてきた。
やっと唇が離れたかと思うと
沖田さんはニヤッと笑って
沖「もうまなは俺のモノでさァ」
ドS全開発言をして、
そのあとまた私にキスをしてきた。
キスするのなんて初めてじゃないのに
こんなにドキドキするキスは初めてだった。
沖「まな俺と付き合いやしょう」
その日の夜中に散々キスしたあとに
沖田さんはそう言った。
少し照れたように頬を赤く染めながら。