第14章 Night 14
玄関側からした声に四人は思わず
顔をあげた。
新「…ひ、土方さん」
そこにはくわえ煙草で戸に背をあずけた
土方十四郎がいた。
沖「……チッ」
神楽「ていうかそこでタバコ吸うと灰がおちるから吸わないでヨ」
沖田は悔しそうに舌打ちをした。
銀「なんなのお宅ら揃いも揃って…
そんなにまなが恋しいのー?」
土「う、うるせぇよ」
銀「…それになぁ、報酬なんていらねーよ」
沖「どういう風の吹き回しですかィ」
銀「俺たちもあんな後味悪い別れ方は最悪だからな。」
土「ま、まさかてめぇらも」
銀「…もう宇宙船なら手配してもらった」
坂本辰馬にな。
銀時は数日前に坂本辰馬というバカに
宇宙船の手配を頼んでいたのだ。