第14章 Night 14
沖「金なら出しやすぜ」
懐から出した札束。
100万はあるだろうか。
三人はその札束に釘付けになった。
銀「それで頼みというのは?」
神楽「なんでも聞くアル‼︎」
新「だから、いきなり態度変わりすぎだろおぉ‼︎」
銀時と神楽は手をすりごまのように回して沖田にすり寄った。
沖「頼みって言うのは他でもねぇ。
まなを助けてやりてぇんだ」
沖田のその言葉に銀時と神楽は
ソファに座り直して、沈黙が流れた。
銀「あれですかお宅、もしかしてまなに惚れてたり…?」
銀時が冷やかすようにしても
沖田はただ真っ直ぐと前だけを見つめていた。
「おいおい、一人で動くたぁ、
随分ひでぇじゃねーの」