第13章 Night 13
**********(万事屋では)
新「どうするんですか銀さん」
新八が不安そうな顔でいつもの椅子に腰掛けている銀時を見上げる。
銀「あ? 何が」
銀時は耳に指をつっこみぐりぐりと回した。
新「何がって、まなちゃんのことですよ」
神楽「あいつは…神威は私がどうにかするアル」
新「神楽ちゃん傷口が開くから動かないで」
神楽「こんなの屁でもないアル‼︎」
神楽は先ほどの神威との戦いで
負傷した腕をぐるぐると回して
いて、と小さく呟いた。
だから言ったじゃないですか、と
新八は改めてまた神楽の包帯を
巻き直した。