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真選組にて。
第12章 Night 12
ーーーーーーーー…
阿「…本当にあれで良かったんですか」
宇宙船のとある部屋には私と
阿伏兎の二人。
どんどんと遠くなる地球を
窓から見つめながら阿伏兎は
私に尋ねる。
『どうしてそんなこと聞くのよ
私は元いた場所に戻っただけ』
阿「……」
阿伏兎はそのまま喋らなく
なってしまった。
阿「まあせいぜい後悔しない道を
選ぶんだぁな」
阿伏兎はそう言うとその部屋を後にした。
…みんな。
私は遠くなる地球をいつまでも
いつまでも、見続けた。
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