第11章 Night 11
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『ちょっと地球って所遊び行ってくるよ‼︎』
阿「そりゃぁ、珍しいこと言うねぇ〜」
あの日、
私は宇宙船の中で阿伏兎と神威にそう言った。
神「あっはは、まなは相変わらず面白いこと言うな〜」
『だって宇宙飽きたんだもーん。
ずっと任務もないし…』
神「でも俺まながいなくなっちゃったら寂しいよ」
神威は屈託のないニコニコの笑顔を私に向けた。
さみしそうな顔には見えないんだけどね…
『大丈夫大丈夫〜
半年以内には帰ってくるよ』
阿「おいおい〜、団長の相手俺一人にさせんのかよ…冗談だろぉー?」
神「地球には面白い侍がたくさんいるよ。
強い地球人見つけたらぜひ教えてよ」
『そしたら手土産にでもするね』
私は手をひらひらとさせて
その部屋を出ようとした。