• テキストサイズ

僕だけのDiVA【R18】

第8章 悲劇




集中治療室へ通された僕は
ベッドサイドへと近づき
静かに横たわるアンナの手を取った



彼女の手は
あたたかくて

もっと生きたいと
僕に伝えているようだった




「……アンナ…………大丈夫……僕がついてるよ…」



先の見えない状況の中で
確かなものを感じた僕は

もう二度と
この手を離さないと誓った










/ 46ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp