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もう1人の器【呪術廻戦】

第9章 突き刺さる視線


釘崎さんは両手で私の顔を挟む



「こういう時はありがとうって言うのよ」


「あ…ありがとう」



「それでいいわ


この後一緒に大浴場に行くわよ


どうせまだシャンプーも何も買ってないでしょ」



「うん、ありがとう」



準備をして集合する約束をし


私たちは各々部屋に入っていった



何だか見た目怖い人って思っちゃったけど


何だか申し訳ないなぁ…





〝小娘、今夜少し体を借りたい〟



何をするの?



〝別に何をしようとあての勝手やろ〟



誰かを傷つけたりしない事


誰にも見つからない事



この2つが守れるならいいよ



それより…



〝そんなもん御茶の子さいさいやわ



なんやの?〟



五条さんとかの前で話す時と私に話す時


妾とあてって一人称変えてるのは何なの?



〝そんなん暗黙の了解ってやつやろ…


まあ、お子ちゃまにはわからんか




ただのカッコつけや〟



ん…?



〝妾のが強そうに見えるやろ…〟



強そう…


〝こんなこと言わさすな!



とりあえず今夜体借りるでな!〟



天狐はそういったきり静かになった



強そうに見えるとか


特級呪物が何言ってるのって話なんだけど…
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