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妄想物語。【短編〜中編集】

第2章 幼馴染。【黒尾鉄朗・孤爪研磨】


研磨saide☆



研磨「・・・・・」ピロン ピロロン



-トントン-



クロ・・・?はいつもノックしないよね

じゃあだ・・・



研磨「・・・・誰?」

「・・・・私。入っていい?」

研磨「・・・・・うん・・・」



は恐る恐る扉を開けて入ってきた



研磨「・・・・・」

「研磨・・・さっきはごめんね・・心配・・・してくれてたんだよね?」



心配?・・・してたのかな?



「さっきクロが来てくれて・・・デートがどんなに危険なのか教えてくれたんだ」

研磨「・・・・・」



デートが危険?

クロはに何を教えたんだろ?



研磨「いいよ。・・・俺も言いすぎたし・・・」

「研磨・・・ありがとう。私、クロと研磨は幼馴染だから、男とか異性とか何も意識してこなかった!けど・・・研磨だってちゃんと男の子なんだもんね!だから・・・私も酷い事言ってごめんっ」




・・・・・・汗。

クロ、に何を言ったの?!




研磨「別に・・・気にしてない」

「本当に気にしてない?」

研磨「近いよっ・・・」

「だって、研磨ちゃんと目合わせてくんないんだもん!」



はこういう時、ちょっとしつこい



研磨「気にしてるって言ったら・・・はどうするの?」

「えっ?・・・・気にしてるって言ったら・・・」

研磨「うん・・・」

「今から研磨の事をちゃんと男として見るようにするっ!!研磨でドキドキしたり・・・・したい!」

研磨「っ!!何言ってるの!?」

「え?!だってそういう事じゃ・・・・」




やっぱりはわかんない

突然何言い出すのかと思ったら・・・

クロの悪知恵しっかり吹きこまれてる

でも、が俺の事意識してくれたら・・・

俺でドキドキしてくれるのなら・・・


でも、それって今までのこの3人のままではいられないってことになる・・・・


俺たちどうなってくんだろう・・・・
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