第3章 櫻×大 1
-大野side-
部屋に入ると両手首を掴まれて
勢いよく壁に押し付けられて背中に痛みが走る
「ちょっ...やめっ,んんっ」
唇を無理やり重ねられ、抵抗するも、
ガタイのいいそいつに押さえ込まれると
激しく抵抗しても逃れられなかった
唇が重なられたままでだんだん苦しくなってくる
堪えられなくなって息を吸おうと口を開くと
入って来たのは空気だけではなく
ヌルついた男の舌だった
「んんっ!」
更に激しく抵抗し、暴れると男は一度口を離してから
俺の口に錠剤の様なものを含ませられた
吐き出すまもなく再度口を塞がれた俺は
そのまま錠剤を飲み込んでしまった
「けほっ,けほっ...なにを...」
男「ふふっ 今のは媚薬...即効性なうえに強力で、かなりの長時間躰から抜けないらしいよ...ほんと..高額なだけある...」
そう言ってククッと不気味に笑ったかと思うと
俺のズボンと下着を脱がし、Tシャツを
腕の途中まで脱がしたかと思うと、
そのまま腕を固定する様に縛られた
「や,めろよっっ..ゃめっ...」
男「そう言うなよ..迎えに来てやったのにさぁ....安心して? すぐ気持ち良くなるよ...だから,ね?」
「やだっ,やっ....ぁあ..」
中心を握り込まれるのと同時に
首筋に顔を埋めて舌を這わせられる
気持ち悪くて仕方がないのに意に反して
中心が反応してしまう
男「ふふっ,勃ってきたよ?...気持ちいんだろ?」
「気持ちくなんかないっ」
男「はぁ..認めろって...感じてるじゃんか」
「ちがう!!」
男「そう? 俺はちなみにこんなになっちゃってるよ」
男は自分のモノを取り出して、
ニヤニヤしながらソレを扱いて見せつけてくる
...気持ち悪い..
..怖いよ...
..誰か...助けてっ..
...しょう..く,ん...
〜バンッ〜
大きな音を立てて部屋に入ってきたのは....
櫻「智くんっっ!!」
翔くんだった