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アイオライト [気象系BL]

第1章 入社と出会い


-松本side-

「いよいよだな..」

二「だね」

「もしかしてニノ...緊張してんの?」

二宮和也
俺の幼馴染で最も仲の良い人物
これからは "同僚" になる

二「そりゃあしますとも 潤くんも緊張してんでしょ?」

「俺はまぁ...そうだけど.. ニノが緊張なんて珍しいでしょ?」

二「そんな事...あるかも」

「自分で言う? 笑」

俺たちは社会人1年目...というか初日
この会社は全国にチェーン展開し、
様々なジャンルに手を出している
世界有数の大企業 ”喜多川” の本社
倍率は他社とは比べ物にならない程高かった、、、
だからこの会社にニノと入社できた事自体が奇跡だった

しかも同じ部署に配属だと知った時には本当に吃驚した

二「やっぱすご...」

「マジで...でかいな」

会社の中の案内を見てから部署に行こうと
案内を見てみると建物の大きさに比例するように
沢山の部署名が... 営業部だけでいくつあるんだ...?これ

「俺たちは...21階の第一営業部だよな」

二「うん 行きますかね」

「だね 行こっか」

エレベーターに乗り込むと会社の先輩であろう御二方の
話し声が聞こえてきた

1「聞いた?」

2「何が?」

1「第一営業に新人2人入るらしいぞ」

2「は!? 第一に!?」

1「ばか 声がでけーよ」

話の内容は明らかに俺とニノのことで
俺たちは顔を見合わせてから聞き耳を立てた

2「部署が出来てまだ10ヶ月とかだろ?」

1「優秀なんだろうなぁもう "トップスリー" どころじゃなくなるぞ」

2「また後輩に抜かされるのか...」

1「だなぁ 次は.... "トップファイブ" ってか?」

2「まんまじゃねぇか 笑」

1「仲がいい、成績優秀、容姿端麗、性格良し、、、本当最強だわ」

2「でも結構遊んでんだろ?」

1「性別関係無いらしいな」

2「あの3人ならいいかもな 笑」

1「お前そっち? 笑」

2「ちげーわ 笑」

そう言ってお二人はエレベーターを出た

二「今のって....今向かってる第一営業の事ですよね?」

「多分...」

二「同じ部署の人に聞けばいっか」

ちょうど21階に着いたので
俺たちもエレベーターを出た
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