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偽り

第1章 偽り者


月明かり君が動いて失敗する
おびえる千影を
千影を俺は守り続けるよ
いつも千影の偽りの心に動かされると思うと茫然するんだ

赤く濡れるキスをしよう 奥まで溶ける真夜中は二度過ぎ去った
いつも千影の偽りの心に動かされると思うと茫然するんだ

今あなたの声すらも消えてしまいそう
妖しいほほえみが俺の心を燃やす
俺は偽物とである真実を信じたくない
戻れないね 苦い蜜が癖になる
絡みつくあなたの心はほどけず
冗談じゃない 偽物じゃない
手に入れたい 千影の心を手に入れたい すべてを手に入れたい

もしあなたが偽りである場合 俺は一歩も踏み出せない
笑って泣いて重ねた日々はすべて偽物かもしれない?
ねえ この狂った手段?
ここで終わりにして これは罠? 策略?

迷い歪み  千影はすでに俺を手に入れた
いっそ慎哉が偽り なら俺は千影を手に入られる

千影は狂った女だ

一人じゃ怖くて 寂しくて 誰かを求めていた
時には壊れてしまいそうだった
この言葉さえも  偽りだったの?

手に入れたい 千影の心を手に入れたい  すべて手に入れたい

もう偽りだなんて絶対に言わないで


偽りって言ったら慎哉の元に行けなくしてあげるね……フフン……フフ…
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