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GIFT 【R18】

第5章 笑顔の裏側




その日は
" ROTTY "の定休日だった


昨夜帰りが遅かった響也を静かな部屋で寝かせるため
マンションの掃除に来ていた雅に付き合って
ナナもスーパーに来ていた


「…昼メシ何がいっかなー……ナナ…何かリクエストあるか?」

『…うーん……パスタとか?』

「…だな……ヨシ…そーしよ……味は?」

『…前に作ってくれた和風のがいい!キノコが入ったヤツ!』

「…?……あー…アレね……リョーカイ」

『やった♪…響也も喜ぶよ、きっと』


食材や飲み物を仕入れ
袋を下げた2人が響也のマンションの下へ着くと
後ろから軽快なクラクションの音がした


振り返ると
真っ赤なフェラーリの窓から
美しい女性が手を振っていた


「……愛子さん…」








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