第17章 岐路(Ⅱ)
<ごあいさつ その2>
(あとがきのようなもの)
こんにちは。由です。
総ページ数500を超え、やっと第二部完結です。長かった…。
枝葉は削ってコンパクトにまとめるつもりが、物語上ここのシーンはいるよな...とか、この会話は入れたい!とか、あれこれ考えていたらこんなことになってしまいました。
いろいろと不安は残るものの、ようやく一区切りできてホッとしています。ここまで読み進めてくださった皆さま、本当にありがとうございます。お楽しみいただけましたでしょうか…?
再会のシーンと、最後の海上の夜のシーンは着想段階からずっと頭にあった場面でした。
会いたかった人が空から降ってきて、内心驚愕しかなかっただろうに、なんとか平静を保って対処していくロー。一方、守られているのに気づかずとんでもない無茶ばっかりする夢主。
二人とも鈍感なために、書いている方も気苦労が絶えないですが、なんとか歪ながらも形にすることができました。私の思い描く世界が少しでも鮮やかに皆様に届いていたらな、と思います。
さて、本章で夢主の出生がようやく少しだけ明らかになりました(勘の鋭い読者様なら、"ドジっ子"から何かしらピンときていたかも)。
第一部では"元気で明るい少女"だったはずが、第二部からやや不穏な(?)雰囲気になり、次はいよいよ波乱の第三部、ドレスローザ編。
物語はまだまだ続く予定です。
肝心の二人の関係も、これから徐々に深まり、最後には濃厚なショッキングピンク♡となるはず。
…なのですが、今のところ薄い桃色どころかほとんど白。(第一部後のごあいさつでr18と書いたのはなんだったんだ?)
押してダメなら押し倒せ!!という声が聞こえてきそうですが、不器用な男と鈍感な少女の恋物語にもう少しお付き合いいただけますと嬉しいです。
ではでは。
皆さまに良い夢を。
由