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かんけいず
第32章 89の日
暗くて何も見えなくて
「今まで暗い所にいて」
友人に先立たれて
「命を何回捨てようとしても生きてしまう私」
暗闇から光にたどり着いたけど、やはり周りは暗かった。
すっ
「そんな心中しか出来ない私を天音は優しく見てくれた、天音」
「···太宰さん···?」
チュッ
「···好きだよ(いつか心中してくれますか?)」
❦ℯꫛᎴ❧
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