• テキストサイズ

かんけいず

第27章 うまれた。




「·····(今日は僕の誕生日)」

カレンダーを見るが、親達は忙しい

(そんなに僕より其方が優先なんだな···。)

「誰でもいいから···僕を見て欲しい」

ーーーーー····

「あっ(今日澁澤さんの誕生日だ)澁澤さん。」

「·········」

(また宝石見てる)

この屋敷に来てから幾日か経つが。
主はずっと宝石を見てる
私に指示はしないから適当にやるだけ

でも時折いきなり抱きついてくるからびっくりする

ガチャ
(隣に移動す···!?)

ギュゥ
「どこに行くんですか?」

「と··隣に行くんですよ。」

「ほんとに?」

(今日誕生日なのにな~~··何か薄いよね···あっ。)

くるっ
「澁澤さん。今から街に出かけませんか?」

「街に?」

「えぇ!だって今日は」

「······」
























「貴方が生まれた日ですもの」











続く

/ 94ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp