第17章 ぬいぬい
ガチャ
「天音~?」
昨日の今日なので心配になり部屋を開ける。
Q
なぜやめない?
A
「だって、私を求める姿が可愛くて」
ひょい
「体大丈夫か···い!?」
そこには、嫁の腹部あたりが異様に膨らんでいた。
ばん!!
「っ!···痛みなど無縁な私が初めて衝撃を受けた··まさか」
私の子!?
ずぎゃぎゃーー!!
(それは嬉しすぎるけど!··まだ早いじゃないか!///)
ゆっくり、毛布を捲ると
「········」
腹部にいたのは
白いぬいぐるみ····そして
ぼそっ
「私に似てる不細工な人形だな」
なぜだか私に似ている不細工な人形
うごっ
「もち!」
「········」
し
喋った。