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partly cloudy 【ヒロアカ】

第11章 備えろ、期末テスト






ヒーロー科の生徒たちは
職場体験を終え、今日からまた授業が始まる。



「おはよう!
今日も元気にお勉強して行くよー」



「霞先生!久しぶり〜!」

「先生のアドバイスのおかげでとても有意義な職場体験だったわ!」



上鳴くんが叫び、
蛙吹さんが嬉しい事を言ってくれた。



「それは良かった!
なんかみんなまた一つ経験を積んで、頼もしくなった顔してるよ〜!!
頼もしくなった所でもうすぐ期末テストもあるから、もう一丁Puls ultraの精神でお勉強して行きましょーう!!」



うげぇ〜、萎える事言わないでぇ〜!
また上鳴くんが叫び、芦戸さんが項垂れている。


二人がおかしくてクスクス笑ってしまう。



「ヨシ!さっそく始めます!
今日やるところはテストに出る大事なところだから集中していきましょう!
教科書36ページを開いて〜!」



午後のヒーロー基礎学は
オールマイトが救助訓練レースを行うと言っていた。
もちろん見学するつもりだ。

生徒たちの成長が楽しみ!






「ハイ、私が来た」


ってな感じでオールマイトがヌルッと授業を始める。


生徒たちは運動場γに集合し、
これから行う救助訓練レースについて説明を受けている。



「それじゃ初めの組は位置について!」



最初のグループは
瀬呂くん、芦戸さん、飯田くん、尾白くん、緑谷くんの5人。


他のみんなはモニターで見学。
誰が一位を取るか予想し合っていた。



「霞先生は誰予想ッスか?」


切島くんが私の意見も聞いてきた。



「んー。瀬呂くんかな。
やっぱりこう入り組んだ所だと
上を制する者が強いと思うなぁ。」



なるほど〜。とみんな頷いてくれる。


「そう考えると、
こうゆう場面だと霞先生の個性ってチートじゃね?」



上鳴くんが言った。
耳郎さんも確かに、と納得していた。



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