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【忍たま】男性恐怖症なくのたまと【R18】

第2章 鉢屋三郎


鉢屋side

すやすやと乱れた服のまま眠る椎堂。自分の制服を着せ、寝顔を見れば整った顔立ちに息を呑む。初めて見たときから思っていたがやはり美しい容姿をしている

「(喜八郎が大事にするのもよくわかる…)」

美しく整った顔立ちに、断れない優しい性格…これはバレたらあいつに殺されてしまうだろうなぁ…

「……綺麗だ」

サラリと髪を掬い口元へ持っていく、気持ちよさそうに眠る椎堂は起きる気配は一切ない

「襲われたらどうするんだ」

私が言えたことではないが、やはりこんなにも整った容姿の女が服を乱して寝ている、なんてそこらの男にとっては好都合の何者でもない…もし、俺以外の男に襲われたら…そんな考えがよぎるもすぐに消す…流石にくのいちだ。大丈夫だろうとは思い、たい…

「(柔らかい体…手に残る感触…こんなところあいつらに見られたらたまったものじゃないな…)」

サラリと艷やかな髪を撫で額にキスを落とせば、小さく声をあげ身をよじる椎堂

「…おやすみ」

起きた時の反応が楽しみだな…

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