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し ん あ い【鬼滅の刃/煉獄/R18】

第16章 約束の花と罰ゲーム *




片膝裏を持ち上げて、最奥をずんずんと突き上げると、陽奈子の身体はびくりと大きく仰け反る。


「ひゃあんっ!や、それっ、だっだめぇ!待って!!」

「はっ、待てと、言ってもっ…くっ、待たないと…言った、だろう?」


待てと言われてもやめる気はさらさらない。
そう言われると、余計にめちゃくちゃに壊してしまいたくなる…



ぱんっ、ぱんっぱちゅっ


「やあっ!!きょっ…あ、ダメダメっ、ああぁっっ!!」

「あっ、…陽奈子っ、くぅっ…うぁっ!!」


陽奈子が達した締め付けで、俺も抑えていたものを解き放つように最奥で吐精した。



「はぁはぁ、はぁ…んっ…」

「はっ…はぁ、陽奈子…好きだ、陽奈子…」


繋がったまま。そのまま顎に手を添えて口付ける。
その甘い余韻に浸りながら…


ちゅっ、くちゅ…


「はっ…んぁ…杏寿郎…んんっ…私も、好き…」

「ん…はぁっ……っ!…」


キスを繰り返しているうちに、陽奈子の"なか"で一度収まったそれは、再び熱を帯びてしまう。


「杏寿郎っ…ちょ、ま、待って!一回休ませて?」

「それは無理な願いだな。もうこうなってしまったら、後には引けない…それに、待ったは聞かんと言っただろう?」


そう言ってずるりと引き抜くと、陽奈子を横抱きにしてキスを落とす。


「身体が辛いだろう?続きはベッドに行こう」

「え、やっ、ちょっとホントにま」
「待ったは聞かん。そう今言ったばかりだろう?」


その唇を再び奪って、そのままベッドへと連れていく。


とさっとベッドに寝かせると、観念したのか大人しくなる陽奈子。
そっと、額、瞼、頬にキスを落とすと陽奈子がくすりと小さく笑った。


「む?何か可笑しな事でもあったか?」

「ふふっ。ううん、違うの。待たないって言ってちょっと強引なところもあるけど、杏寿郎のキスは特別優しいなって…」


優しく微笑むその顔に、またやられてしまう。
陽奈子への好きが…愛が溢れて止まらない。


「それ程までに君が愛おしく、欲しくて仕方がないと言うことだ。だから、こんな俺の気持ちを全て受け止めてくれるか?」


頬に手を添えて、親指で撫でると「もちろん」とニコリと笑った。




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