第1章 片思い
あの時優しくしてくれたのは
ただの気まぐれなのかなぁ??
ねぇ、こっち見てよ。また、話しかけてよ。
ごめんね。
勇気がないのをあなたのせいにして…
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何度も忘れようとしたんだよ。
でも、あなたの名前を聞くだけで
反応しちゃうんだ。
私の名前を知らないあなたに。
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あなたのこと嫌いだったのに。
話しかけられるのも嫌だったのに。
いつの間にか私はあなたのことしか見えなくなってた。
でも、気づいた時にはあなたは遠い存在。
時間は戻らないんだ。
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「元気ないね」って
ホントの私に気づいてくれて
私がどんなに嬉しかったか知ってる??
あなたがいたから強くなれた。
好きになったんだ。あなたのことが。
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「ねぇ、こっち見てよ」って心の中で何回も叫んだ。
だけど、1回も届かないんだ。
だって、あなたは違う人に叫んでるから。
それに気づいたのはずっと見てたからだよ。
気づきたくなんてなかった。
辛すぎるよ。弱い私には。